・・・続 お堀でカヌー

桜餅

2枚の貴重なお話・お写真を高橋元教頭先生より頂いてます。


先日初投稿くださった陣屋敷様の「お堀でカヌー」に続いて、失礼ながら「陣屋敷様の後日編」として投稿をさせて頂きます。

陣屋敷様、このカヤック本番、文化祭当日の写真を一枚だけ当時の教頭先生から頂戴しております。写真は、文化祭当日のお堀の写真です。高橋先生よりご提供いただいてました。

以前、競技場になった母校のお堀をブログにてお届けする。と予告をしてそれ以来になっておりました(すみません)。


以下は4年前当時在籍なさっていた高橋正行元教頭より伺ったお話です 。

「当時 、西条高校の体育館は建て替え工事の最中でした。例年、文化祭では体育館も主要会場の一つになるのですが、この当時工事の為体育館周辺の使用がむつかしくなりました。そこで、アイディアマンの高橋先生(保健体育がご専門)が、体育館がつかえないならお堀を会場にしよう!と発案なさって、この年にお堀がカヤック競技場になった。」という事です。

 

「カヤックをする限りはある程度の水深も必要ですが、競技で使用した辺りは意外にも水深が1.6メートルほどあるそうです。 愛媛にはボート部のある学校もあるそうですが、西条高校にはなく、文化祭当日はカヤックという珍しい競技に市民の皆様が声援を寄せられてとても
盛り上がった。」ということでした。 


2枚目のご紹介を致します。

写真は「第41回全国高等学校野球選手権大会優勝旗 」です。

今年、大阪桐蔭と秋田金足農校で大いに賑わった甲子園は100回という記念大会でした。
シードで今大会愛媛県予選を迎えたものの、惜しくもベスト8の母校ですが、ご存知のように過去は何度も甲子園に出場を果たしています。

甲子園で優勝がどんなに途方もない道のりか、想像もできませんが、59年前の41回大会で先輩方は初優勝をなさっています。
当時西条はどんなフィーバーだったのでしょうか。

私の在校時には甲子園出場はありませんでしたが、前後の学年は甲子園に応援に行けたようでした。2学年上に評判の高いピッチャーがいて、学校生活は甲子園の話題というのは日常であったように思います。

西条高校野球部の活躍を今後も応援しています!がんばれ、後輩たち!

 

4年前に高橋正行元教頭が西条高校に赴任なさった時には、59年前の優勝旗が経年劣化により布地に相当痛みがあったそうです。揺れるからでしょうか、フレンジ(優勝旗の周りを取り巻くヒモ)がもっとも損傷が激しく、このままではということで、業者さんにお願いしてケアをしてもらってガラスの額に固定する保存処置をなさったそうです。

 

※ 高橋正行先生は2013年~2015年に教頭として西条高校に在職されて今治西高校を最後に定年退職なさって、現在も大学の講師などでご活躍なさっておられます。現在お務めの大学でも学生に様々な体験をさせたいと、アーチェリーやゴルフの体験授業を取り入れるなど、どんどん新しい試みをなさいながらご活躍中です。

 

ここまで高橋先生からの貴重なお話を何度かに分けてブログに投稿させて頂きましたが、今回が最終回となります。高橋先生、誠にありがとうございました。

今後もお身体大切になさって、益々ご活躍なさることををお祈りしております。   

コメント: 6
  • #6

    桜餅 (金曜日, 26 10月 2018 20:42)

    にゃんこママ様!こんにちは。 
    ご投稿誠に有難うございます!

    お堀端でカヤックなんて、斬新な発想ですよね!
    私は乗ったことがないですが、にゃんこ様はおありですか?
    昔は、黒鳥がグレーのヒナと泳いでいたんですよ。



  • #5

    ひねもす・のたり (木曜日, 25 10月 2018 22:45)

    にゃんこママさん初めまして。
    管理人のひねもす・のたりと申します。お気に入りの記事があれば今後も是非コメントよろしくお願いします。

  • #4

    にゃんこママ (水曜日, 24 10月 2018 22:32)

    穏やかな水の上をゆっくり進むのが気持ちよさそうですね。

  • #3

    桜餅 (金曜日, 28 9月 2018 23:49)

    ひうち様、すずめ様、こんにちは。ご丁寧にありがとうございます。

    何度かにわけてご紹介させて頂いたのですが、高橋先生のご発想力や実行力は素晴らしいと思います。FAKTの皆様もご覧だったのですね。写っていなくて残念です。

    同窓生ではおありでないのですが、だからこそ、西条高校の良さを第三者の目でみて感じてくださっていると思いました。
    正門もご覧になって直ぐ、このようなお宝があるなら正月には門幕をはって門松を飾ってと思い立たれて実現なさったそうです。ひうち様の北御門3Dと似ていて驚きです。

    すずめ様はもう優勝旗の実物をご覧になったのですね。高橋先生が赴任なさった時、お宝の優勝旗がおしゃるようにボロボロ?で、これでは朽ちてしまうと専門の業者さんに劣化防止加工のようなことを施してもらってガラスケースに収めたと伺いました。

    VICTORIBUS PALMAE (勝者に栄光あれ)ラテン語なのですね。調べてくださってありがとうございます。

    次母校や縁の学校が甲子園にいったら、行ったことがない甲子園に行って応援するのが私のささやかな目標です。

  • #2

    お矢来すずめ (金曜日, 28 9月 2018 21:13)

    さくらさん、こんばんは。

    今年も開幕から他チームが好不調の波でドタバタするなか、カープ緒方監督のコメントにもありました・・一試合一試合自分たちのプレーに徹して・・ブレずに勝利を積み重ねほとんど順調にペナントレースを制しましたね。
    古葉監督在任中の40年前を第一期黄金期と評すれば、今は正に第二期黄金期と言っても過言ではないでしょう。
    私が思うに、緒方、古葉両監督に共通して感じるのは、目立たず派手なパフォーマンスも無く、ファンやマスコミに対しても地味過ぎて、控えめなコメントしか残さず、時々の勝利にも浮かれる様子が全く無いということです。
    地に足がしっかり着いている・・それがカープの伝統であり、球団創設の事情からして広島に根を下ろし、そこから外れては存続することの適わない愛おしくなるほどのご当地球団ということなんでしょうね。

    おっと・・嬉しさ余ってすずめの駄弁がまた過ぎまして・・。
    今日の午後、高橋先生が肝入りで母校野球部栄光の深紅の大優勝旗の修復された姿を見に行ってきました。私も以前からボロボロ、ヨレヨレに劣化した優勝旗には何んとも過去の遺物を見ているような寂しさを感じていたものですが、今は写真の如く当時をそのままに輝く大優勝旗となって学校正面から入って職員受け付け窓口のまん前の壁にガラス張りの額縁に納まって誇らしく掲げられていました。
    いま一つ、今までさして気にすることも無かったその大優勝旗に刺しゅうされている不思議なアルファベットが今回さくらさんの寄稿で気になっていて、それも、ちゃんとそうゆう無学な卒業生の杞憂を先刻察してのことと解説したコピーが、、、VICTORIBUS PALMAE (勝者に栄光あれ)ラテン語だそうです。

  • #1

    ひうち灘 (月曜日, 24 9月 2018 19:49)

    さくらさん今晩は。
    さっきです「続・お堀でカヌー」拝見しました。
         競技場になった母校のお堀
    は……これだったのですね…。
    納得しました。

    それにしても高橋先生、アイディアマンだったんですね~。
    体育館がつかえないならお堀を会場にしよう!何という素晴らしい発想。
    負けました高橋先生の発想には。

    ところで、掲載されたお堀の写真に私たち3人が写ってないか…
    見ましたが写ってませんでした(笑)。

    さくらさん情報ありがとうございました。