仁淀ブルーを訪ねて(石鎚山の恩恵)

 

桜餅

 

石鎚山は故郷西条の母なる存在。

 

こちらのブログでは西条在住の皆様も多く四季折々の石鎚山のご投稿をくださっています。

その石鎚山から太平洋にかけて流れる川、仁淀川。
この川が全国トップクラスの透明度を誇り、国交省の全国1級河川水質ランキングで近年連続1位に選ばれており、その透明度から「仁淀ブルー」と呼ばれるほど美しい、という事をお聞きになったことはおありでしょうか。

 

私は雑誌の特集で最近になって故郷にそのような川があることを知り、先日念願の仁淀ブルーを巡って参りました。

 

加茂川を194号線沿いに南下して高知まで。
天候は曇りがちでしたが、圧倒されるほど美しく透明な仁淀川を堪能できました。
時間があれば面河渓からたどるのがベストですが、時間の関係でいの町の『にこ淵』から訪ねました。
あいにく、『にこ淵』は道路から淵までが昨年よりがけ崩れが復旧しておらず、道路から伺い見るだけでしたが、その、絵の具のコバルトブルーのような淵は、道路からも見ることが出来ました。


 

にこ淵のあとは、仁淀町観光協会に尋ねて、ここだけというなら『安居渓谷』がおすすめとのことで『安居渓谷』を楽しみました。
水深に関係なく、川底が見える驚くほど澄んだ水。すべてが「仁淀ブルー」と言われる美しい青で心癒されるひと時でした。



 

水晶淵と飛竜の滝というスポットです。


 

194号沿いの美しい仁淀川をしっかり堪能した後は一路高知市に向かい、高知城まで足を延しました。
高知城では梅が満開で、梅まつりと銘打たれ多くの観光客が咲き誇った梅を鑑賞していました。数本、桃色の枝垂れ梅がありましたのでシャッターをおしました。

 

これから春になって日差しも強くなれば「仁淀ブルー」もどんなに美しいだろうと思います。
また仁淀川を再訪して、今回見ることが出来なかった他の見どころを巡りたいと思っております。

コメント: 5
  • #5

    桜餅 (水曜日, 21 3月 2018 00:11)

    こんばんは。ご丁寧なコメントを頂戴しましてありがとうございます。
    写真一番最初の地図は私ではなく、のたり様がわかりやすいように作ってくださったものです。
    お礼申し上げます。おっしゃるようににこ淵を訪ねるのは、天候のよい気候のよい足元のよい時期がベストと思います。スニーカーで軍手をもって、です。いの町に道の復旧を確認してからいかれたらよいと思います。かなり眼下に恐ろしく青い淵が見えたのですが、近寄れず残念でした。

    すずめ様、そのような方を引いてのお話恐縮でして、桜などとは程遠い私でして、餅という方がしっくりくる感じなんです。中学校の修学旅行で京都の渡月橋のたもとの有名茶屋の桜餅を食べて以来の大好物です。あんこの入っていない桜餅。世の中にこんなに美味しいものがあるのかと思いました。たまに京都に行って足を延ばせたら、茶屋でいただきます。すずめ様もいかれる機会があればぜひ!

    ひうち様、にこ淵いかれたのですね。うらやましい。私もいつか、いの町に確認してから(笑)再訪します。教えてくださった横倉山自然の森博物館は、建築雑誌で見たことがあります。次回はこちらも訪れたいです。今回は見どころ全てとはいきませんでしたが、楽しみが増えました。

    食べ物の話ばかりですが、高知では土佐清水市で水揚げされる「清水さば」の刺身を食べることも目的でした。高知市内の居酒屋でいただきましたがs、清水さばの刺身、美味しすぎました。いつか土佐清水までと思っています。
    カツオのたたきだけでなく、いかれる方はぜひサバもおすすめです。
    美味しいものが私の生きる力!です。

  • #4

    ひねもす・のたり (木曜日, 15 3月 2018 18:00)

    さくらさんこんばんは。
    先日コメントで触れた、「友人が寒風山トンネルを過ぎてから左側のどこかを目指して走行…」は確認してみた所「にこ淵」とは違うところでした。

    目指すのは「UFOライン」の事でした。

    www.inofan.jp/spot/%ef%bd%95%ef%bd%86%ef%bd%8fライン%ef%bc%88町道瓶ヶ森線%ef%bc%89/

    動画youtube
    https://www.bing.com/videos/search?q=ufo%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3&view=detail&mid=DCE337CD6AFE5E818083DCE337CD6AFE5E818083&FORM=VIRE

    素晴らしい所ですが、友人はこの動画の所まではたどり着けず、途中の林道で断念したはず。
    この動画を見てると行ってみたくなる。石鎚山系の山々は改めて誇らしいと感じますし、石鎚はやはり神々しい。
    行動派のすずめさんやひうちさん達はとっくに行ってるかも。

    さて、「にこ淵」付近のヘアピンカーブの箇所で、私が肝を冷やす出来事の有った話です。

    家内と幼い娘息子を伴い広島に住む事になったのが約30有余年前になります。四国から広島で脱サラです。
    若さだけを持ち合わせていましたので踏み切れたのですが、何の知識も技術も経験も人脈も持ちません。
    あるメーカーの販売代理店として、スタートしたのが始まりです。(紆余曲折を経て現在の業ですが…)
    卸業として中四国の中で東奔西走してましたが、その30有余年前に高知市内で雑貨流通問屋の展示会が(スーパーなど県下の量販店のバイヤーが新製品や、目玉品の品定めをし、仕入れ契約に来る)二日間あり、展示会が終わって夕刻からの帰りです。
    確か11月の下旬でした。

    何故か「寒風山(今の寒風山トンネルはまだない)を通って西条に出よう」と考え伊野町から西条を目指しました。
    暫く走ると勾配がきつくなり始め、そのまま進んでると11月の下旬だというのに雪がちらつき始めた。
    車は後部に展示品サンプルを積んだ日産サニーのライトバン。更に雪が強くなり路面も真っ白になり始めた。
    「これはまずいな」と思いながらも、低速走行で道を前に進むしかない、バックも出来ない。
    変な箇所でブレーキを踏むとスリップして転落しかねないし、止まるとそこで立ち往生になる。
    引き返さねばと思案しながら、前へ前へ上へ上へと走行するのみで、しっかりと雪に変わってゆく。良案が出るはずもない。

    さらに走ると前方に広く感じる所が見えた。左へのヘアピンカーブだとすぐ解った。左側勾配はきつそうだ。
    その手前まで来ると、幅の広いヘアピンだと確信出来た。「一か八かだ!ここしかない!」
    前輪右を山肌に当てる位の気持ちで、大きくゆるく左カーブにハンドルを切り、次に躊躇なく更に思いっきり左にハンドルを切った。路面は雪が積もってる。
    アクセルもブレーキも使えない。ヘアピン箇所の幅があった為、車の重量とタイヤの操作のみで、上手く車を伊野方面への下り坂に向ける事が出来たし、積もり始めの雪だった為か、思った程のスリップも起きなかった。

    何故そのルートで帰ろうと考えたのか?今思い出しても解らない。ゾッとする、肝を冷やす出来事でしたが、
    あのヘアピンカーブが助けてくれたものだと思っています。

    あ~怖かった!命からがら…

    せっかくの仁淀ブルーの美しい自然の話が、興醒めじゃね!ごめんなさい。

  • #3

    ひうち灘 (火曜日, 13 3月 2018 08:11)

    桜さんおはようございます。

    私もポスターの『にこ淵』仁淀ブルーにひかれ2年前見に行きました。
    前知識もなく『安居渓谷』にあるものだと見当をつけ行ったものですから当然見当たらず、色々訪ねていの町だとわかりようやくたどり着けました。
    『にこ淵』は道路から直下約20m位でしょうかロープ伝いの急なくだりです。で不安そうに道路上でウロウロしているとスカート姿の若い女性2人が這い上がって来たではないですか…(おっちゃんと妻唖然)。ということで意を決し下りた次第です(笑)。
    淵にたどり着いたときはすでに陽も西に傾きかけていましたが、滝のしぶきにその斜光があたり虹が出来てブルーの水と重なり素晴らしかったです。
    (お見せできないのが残念。撮影技術が未熟なため虹は写っていませんでした。)

    その付近では、越知町の横倉山自然の森博物館と横倉山が良かったですね。
    194号線から外れて仁淀川沿いを走れば行きつきます。日本で最古の化石が産出された横倉山と、その麓にある横倉山自然の森博物館は2度訪問しました。

    早くがけ崩れが復旧して『にこ淵』を間近に見えるようになればいいですね。
    私もにこ淵やその付近を再訪したいと思っています。

  • #2

    お矢来すずめ (月曜日, 12 3月 2018 21:32)

    さくらさん・・こんばんは。

    じつはまえからのたりさん風にひらがなで呼ばせてもらいたかったのです。というのもふうてんの寅さんの大ファンなんで当然倍賞千恵子演じるさくらにも・・・なんです。

    それにしても、仁淀ブルーの透き通る透明感はハッと息を飲むようなガラスのような美しさがあり、それをまた綺麗に撮られていますね。小さいころよく飲んだラムネの色を思い出しましたよ。(ごめんなさい、発想が稚拙で・・)

    私も194号線はよく走りましたが、総じてゆったりした流れの仁淀川沿域は沈下橋なんかも見られ風光明美な本当に気持ちのいいドライブコースですね。
    それにしても石鎚が分水する加茂川と仁淀川では水の色も変わるものなんですね。加茂川流域は全国屈指の青石(緑色)の産出が有名で、そのせいで渓谷美を謳う流域のほとんどがエメラルドグリーンというのがまた面白いですね。

  • #1

    ひねもす・のたり (日曜日, 11 3月 2018 21:27)

    さくらさんこんばんは。(すずめさんご提案のとおり、さくらさんで呼ばせてもらいます。)
    ブログ投稿の「仁淀ブルー」を知りませんでした。ありがとうございました。
    コバルトブルーの渓谷、淵、スポット、この写真を見てるだけで癒されます。
    地図で位置関係を見ましたが、なんとまあ広島から西条経由とは言え、行動力抜群ですね。「にこ淵」から「安居渓谷」へも結構な距離がある。

    ところで、先日卒業式参加の前に数名が集まって長い時間雑談したのですが、その中の一人の友人が「寒風山トンネルを過ぎてから左側のどこかを目指して走行していたが、奥様らが?山道に怖がり?断念して引き返した。(昨年の事だっか?)」との話があって、ピンと来ないままでしたが、もしかして、この「にこ淵」を目指していたのかもしれません。
    さくらさんの記事の前半内容とピッタリ合うのです。10日程前の話の謎が解けた、胸のつかえがとれた様な気がしてます。
    私の思い込みかも知れないので、友人に確認してみますが、合ってる気がする。

    また地図上で見えるにこ淵付近のヘアピンカーブの箇所ですが、約30年以上前に、私が肝を冷やす出来事が有った個所と確信しました。その話は改めて。

    春がもうすぐです。自然に対してもすごく明るい気持ちになる季節ですね。